があらんどう

伽藍洞です。

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手仕事に魅せられて~民藝に行ったことと京都で扇子を買ったこと~

世田谷美術館で開催されている「民藝 MINGEI 美は暮らしの中にある」に行ってきた。
なんとなく器とか籠とか工芸品や道具が好きくらいの感覚で行ってみたが、その奥深さに感じ入ってしまった。

自分でも民芸品を集めたいというそんな気持ちにさせてくれる企画展だった。
https://mingei-kurashi.exhibit.jp/mingei-kurashi.exhibit.jp

砧公園の世田谷美術館に行く(前の寄り道)

砧公園まで初めていった。もちろん世田谷美術館に行くのも始めて。
美術館に行く前に公園近くのパン屋さん「REGINA」へ行く。

目当てはフォッカッチャ。
目黒にあるローマ料理さんのトラットリア ダル ビルバンテ ジョコンドというお店でいただいたフォッカチャが美味しいので自家製か聞いたら系列店であるこちらのパン屋さんで購入できるという情報をいただき向かった次第。
https://maps.app.goo.gl/1SmumHYbqtC1tCHA9maps.app.goo.gl

上の写真はお店でいただいたアラビアータ。

パン屋さんの中に入るとお目当てのフォッカッチャがサイズが1枚だとサイズがかなり大きく1/4カットから販売しているらしい。1/4でもまぁまぁ大きなサイズだ。4つ折りに畳んだふかふかのフェイスタオルくらいはある。
おまけに隣にイカスミのフォッカッチャもあるのでプレーンとイカスミそれぞれ1/4ずつ購入することにした。

カットしたイカスミのフォッカッチャ。食べ物界でも有数の黒さをほこりそう。味もおいしかった。

民藝展に入場

民藝運動の起こりから解説されている。
ja.wikipedia.org
そもそも私は民芸運動というものの存在すら知らなかったのでそんな活動の上に成り立っている展覧会だということにこの時点で驚いていた。
柳宗悦(柳宗悦 - Wikipedia


「民藝とは職人が作りその地域の日常でつかいさらにその中に美が宿っているモノ」ということだ。
手仕事という性質上、同一のものはもちろんないのだろうが、一点物ではなく同じようなものが複数つくられてその地域で使われているようなモノを指すらしい。
つまり貴族がつくらせた一点物は定義からはずれる。

このあたりは日本民藝協会のwebサイトに詳しい。
www.nihon-mingeikyoukai.jp

気になった展示物

素朴ながらいいものが並んだ展示。
一点一点を見せる展示もいいが、机や椅子、器などを部屋の一室のように展示してある箇所がまたいい。
少し遠くから見ることになるのが残念だが、実際に使われたものという雰囲気がでるのが良い。
そうした展示エリアは撮影可能となっている。

羽前庄内の刺子足袋なにやら綺麗で素朴な感じが。

鳥越竹細工の弁当箱とか欲しい。ツヤがでたらかっこいいんだろうなぁ。
すず竹 弁当箱 縁日

世界の民芸という本。展示では個人蔵だったけど入手困難なのだろうか。

朝鮮半島の網袋(卵入れ)、30cmくらいのぽてんとした感じの籠で猫が入れるようなサイズの籠。子供が持って卵と交換に市場に出かけているところが想像できるほど生活感にあふれた、しかし味がある展示品。

芹沢銈介美術館所蔵のオーストリア19世紀のイス。ケルティックな背もたれの文様がかわいい。使い込まれて黒く艶が出ている様子がたまらなくいい。

倉敷ガラス。倉敷がガラスで有名はなのは知らなかった。昔の薬瓶のような蓋が付いたガラス瓶がかわいい。

野州栗山の背中当て

縄文土器
ここで土器がでてくるのかという驚きもありながらも昔の民藝なだけで古代の人々は日々使用していたのだということを思い出させられた。
縄文土器にはなにやら不思議な良さがある

おそらく一切が生活から有理したものではなかった

という引用がある通り生活に根ざした器だったのだろう。

物販がまたいい

民藝という性質もあって物販コーナーも充実していた。
花巻人形の釜猫なんかちょっと面白い。
実店舗やってるらお店からの出店という感じなので気になったところは行ってみたい。

京扇子を買いに京都へ

民芸品への興味が高まっていたとき、京都に行く機会があった。旅行ではないのでゆっくり観光という感じにはならなかったのだが、用事をすませて新幹線までの間に少しだけ時間ができた。
そこで行きたかったお店に行ってみた。一つ目はKyoto yamahon。
以前オンラインショップで竹俣勇壱氏のレンゲを購入して良い買い物をしたので実店舗にも行ってみたかったのだ。行ってみると辻村塊 陶磁器展というのを行っていた。力強くて良い器が多かった。特にたまたま模様がアヒルのような形になったぐい吞みが角度によっていろいろな表情を見せていてたまらなかった。しかしながらお財布と相談して断念。
gallery-yamahon.com

ちなみにyamahon近くのライト商会も面白いものがたくさん並んでいた。
https://maps.app.goo.gl/VQie9JrMTrAVDxKs7?g_st=ichttps://maps.app.goo.gl/ZeaanRoSp6JrRB8p6maps.app.goo.gl


目的の京扇子を求めて大西京扇堂へ。やはり扇子は外国人旅行客に人気なお土産ということもあってお客さんのほとんどが観光客のようだった。
驚いたのは店員さんもそれを見越して外国人の方を雇っていることだった。コミュニケーションの一つで売れ行きに大きく効くだろうからこれには納得。

店内をじっくり見させていただいて最初にぼんやり欲しいと思っていた白檀扇は桁が1つ違ったので断念。技工的に優れているのがいいと思い、60間(骨組みが60枚からなる)扇子と思ったが、紙張りしかなかった。
絵柄も迷いに迷って45間の蛍柄の薄絹張りにした。念の為店員さんに男性用か聞くと女性用らしい。ただ柄は男性用にもあるし、少しサイズが小さいだけだから気に入ったらいいと思うとの後押しで購入。扇子袋も合わせて購入した。

黒地に蛍が夏っぽくてよい。暑がりなので夏以外でも全然使いそうではあるが…。

アイリッシュパブで京都にさよなら

京扇子を買うとあと1時間30分くらいで新幹線の時間だ。ご飯を食べてから新幹線にら乗ることにして近くのアイリッシュパブのダブリンに向かった。
https://maps.app.goo.gl/gqjR5BRMYGK1U2vr5maps.app.goo.gl

用事を終えてからのギネスビールが沁みる。

キャロットラペでさっぱりさせつつ、フィッシュアンドチップスがうまい。

最後に駅で阿闍梨餅をゲット。
何店か売り切れで諦めかけていたけど。個人的には京都土産で一番好き。