六本木のサントリー美術館で行われていた名品ときたま迷品展に行ってきた。サントリー美術館のコレクション展ということである。
コンセプトはメイヒンとはなにか。ということで国宝や重要文化財のようなお墨付きがついたかどうかにとらわれず品々を見てみようというということらしい。
一部撮影可能な展示会だったので写真撮影可能だったところを中心に振り返ってみる。

蹴鞠
ポスターにもなっている作品。蹴鞠らしい。蹴鞠というともっと真ん中がくぼんでるものをイメージしがちだが。かなり球体に近いものである。わざわざこんな保管とうかスタンドを用意するのが面白い。

浮線綾螺鈿蒔絵箱
この浮線綾文様という文様を初めて知った。
椿彫木彩漆笈

修験者が背負った笈。何キロあるのかわからないが、これに荷物を入れて山を歩き回っていたかと思うと想像もつかない。解説には笈は修験者を包む母胎をイメージして作られており、悟りをえて仏陀となるときまで守護するというものらしい。母なるイメージなのか。
南蛮屏風
六曲一双の桃山時代の屏風。描かれている人々がいちいち楽しい。


マストに登ってる人たちは黒人風なのか書き分けがされているようにも見える。
白い服の宣教師は何だろうか。
トンスラの宣教師が描かれている。イエズス会だろう。なぜ泣いているのだろうか。持ってるのは帽子だろうか、キノコに見える。
特に謎だったのは解説でも言及されていたが、女性たちの服装が不思議であること。まず、南蛮人の女性を描いているのか、あるいは日本人を描いているのかも不明だが、日本人だとしたらこんな格好ではないだろう。南蛮側にしても変だが、そもそも女性は船に乗ってきたのだろうか。謎がつきない。
白泥染付金彩薄文蓋物
が歪んでいるが、乾山は採算性のために歪んでいる作品も完成としていたと解説されていた。
尾形乾山といえば、ギャラリーフェイクにも佐野乾山がでてきていた。贋作事件が思い浮かぶ。

色絵赤玉雲龍文鉢

中は雲龍外は鳳凰。国内市場向けの高級品だとあったが、普通に食事などに使われたのだろうか。どんな料理なら合うだろうか。
染付松樹文三脚大皿

鍋島藩窯という佐賀藩の窯で焼かれた磁器。解説にも書かれていたが、木の幹と枝が均一になられていてムラがない。驚くべき技術。なんかいい煮物とか煮付けとかよそいたくなくる見た目だ。
色絵七宝繋文茶碗

野々村仁清の作。七宝文、蓮弁文。
赤楽茶碗 銘 熟柿
本阿弥光悦の作らしい。確かに柿っぽい。ぽってりした丸みがかわいい。
薩摩切子 藍色被船形鉢

前側には陰陽の模様が、後ろ側は蝙蝠。蝙蝠は中国では吉祥文様とのこと。鋭いカットがガラスの涼やかさをさらに強調している。何かしら切子欲しいなぁ。
藍色ちろり
おしゃれで形も綺麗なちろり。ちろりっていうと錫製のを思い浮かべる。
飾枕

縁取りの飾りがたまらない。カゴ部分の曲線の柔らかさと編み込みの幾何模様も美しい。こんな枕で夏の昼間に眠りこけたい。
アール・ヌーヴォーのガラス作品わ、見たかったのだがあまり、展示されていなかった。ヒトヨタケのランプとか。また展示されてるおりに見に行こう。


