3年前くらいだろうか友人のTから大久保公園を見に行ったと聞いた(あまりいい趣味とは言えないが)。
それでより強く興味を持つようになったのが歌舞伎町の売春とトー横キッズだ。トー横キッズがここまで話題になる少し前だったのではないかと思う。
ルポ中年童貞と同じ筆者の本ということで飲んでみた。
以下は気になったところをメモしたのでバラバラに書かれている。
そもそもいわゆる立ちんぼが現れる場所
大久保公園と大久保病院の間の通りが街娼通りと呼べる場所であるが、ハイジア裏というのが通称。
ほとんどがホス狂い。
売春女子やパパ活女子の間で大人とは本番ありのことをさす。
おぢとは売春客のこと。
同人avの市場規模は商業と同規模!?
石原都知事の歌舞伎町浄化作戦後から歌舞伎町は大きく変わり、ヤクザはほとんどいなくなった。
みかじめ料をとれなくなったのと街に監視カメラが増えたことが大きな原因。
今は歌舞伎町は若者の街と化している。
歌舞伎町にはお金と精神の流れと食物連鎖関係がある。
トップに立つのはホスト。
ホストは本営(本命という体で付き合う営業手法)で女からお金を吸い上げる。
女は普通の仕事ではホストを満足させられるようなお金を使うことはできないので自らもしくはホストを通じて風俗等に落とされる。風俗にもさまざまな形態があり、デリヘル、箱ヘル、セクキャバ、ソープなどの形態で30代から50代の男性をターゲットに店でお金を使わせる。と同時にパパ活を打診して定期パパとなってもらいお金を稼ぐパターンもある。ソープはパパを探す場所としても機能するわけだ。自らハイジア裏に立ち、売春行為でホストに貢ぐパターンもある。現在はハイジア裏は有名になりすぎて観光に来る者もいるので移動していると言う話もこの本ではないがあった。
あるいは歌舞伎町に近年増えている営業形態としてコンカフェ(コンセプトカフェ)があり、コンカフェで稼いでホストに貢ぐ者もいる。コンカフェには地下アイドルも多く、地下アイドルの収入はチェキしかないのでコンカフェで稼いでホストに貢ぐパターンもある。コンカフェに(特に地下アイドル目当てで)来るのはオタクなのでオタクが多くの場合、お金の元であり、養分となっている。
この場合、多くのオタクはお金はあまりないパターンが多い(少なくとも本書で紹介されていたパターンでは)非正規職で結婚できない、童貞というケースが多い。
一方でパパ活はお金がかかるので公務員、中小企業経営者等の比較的お金がある人である。
妻子がいる場合もあるが、未婚率の上昇とともに増えている40代、50代の未婚男性に対して本気で恋するように仕向けてお金を吸い上げようというケースである。
パパ活女子が本営(とはいわないかもしれないが)で小金持ちの未婚男性からお金をすいあげ、ホストがパパ活女子から本営でお金を吸い上げると言う構造。
結局みんな承認欲求が強くて寂しいのだ誰かに見てほしいんだ強く感じた。
愛をお金で買うしかないさみしさ。
あるいは地下アイドルがオタクからお金を吸い上げ、ホストが地下アイドルからお金を吸い上げるという構造。
トー横は現在は解体ぎみかもしれないが同じようなお金の動きの構造があったらしい。
男女ともにトー横キッズは未成年のパターンが多く、働けない。特に男は働けないので、女子が売春で稼ぎ、男に貢ぐという構造が存在した。
ハウルはそういった貢がれる男の一部だが、少し毛色が違う存在であったらしい。
売春の値段が2万から1万5000に果ては1万にさがりつつある。
これはトー横キッズが相場を知らずに安く売春したのが原因の一つ。
本書はインタビューをもとに構成されており、もちろんすべてではないのだが、
なんでこんなことになっているのかと思いたくなるような女性が多い。
いじめや虐待で逃れてきたというのはまだわかる。しかし普通の女子大生がホス狂いになり、売春に身を落としていくのか。どこに原因があるのだろう。
答えは本書にはないが最後の方にあった、ホス狂いになる女は話していて面白くない。
趣味が今までなくてホストクラブ通いが初めての趣味みたいな空っぽの女が多いということ。もちろん多くの人間がイケメン、可愛い娘が好きなのは否定しないが、それだけでなく自分のない人間がそういったところに落ちるのか。
結局はオウムにハマった若者と同じような精神構造なのだろうか。
この部分が知りたいところではある。
