があらんどう

伽藍洞です。

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緻密、細密という表現軸〜超絶技巧展に行ってきた〜

日本橋三井記念美術館で行われていた超絶技巧展に行ってきた。

超絶技巧といえば写実なイメージがあり、もちろん写実をテーマにした作品がおおかった印象でもある。ただし、写実に止まらないところに超絶技巧が存在するということを感じられる展示であった。

展示物のいくつかは撮影可能であったので、それをもとに感想を書きたいと思う。

 

この蝶は驚異的な作品である。というのはすべて木材でできているということだ。

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驚くのはそれにとどまらない。それは色が違う部分はすべて異なる木材を組み合わせることで作られているということだ。つまり、蝶の羽は恐ろしいことになっていることが想像に難くない。

また、作者のこだわりが強く感じられる部分として水滴があげられる。水滴部分は盛り上げられた別の木材が象嵌されているらしい。色味といい盛り上げ方といい、本物の水滴が木の表面に載っているかのような表現には驚かざるを得ない。

写実的な蝶の模型を、作ろうというならばどんな素材でもいいはずだが、木材というしばりを設けることでとたんに超絶技巧の超絶たる所以が顔をだす。

 

これも驚くべき作品だった。大竹亮峯という方の月光という作品である。

japanese-sculpture.com

ただ、写実的な花が木彫り作られているのではない。驚くべきとこに水につけることによって花が開くような構造が仕込まれているのだ。形状のみを模倣するのではなく、形態までも模倣しようという試みが超絶たる由縁なのであろう。

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非常に有名な方らしく、木彫りで自在を作ったりしているらしい。

 

こちらの作品はどうみてもイカなのだが、木彫りである。しばりの中で写実を追求することで超絶になる典型だろう。

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こちらはガラスでできた作品のようだ。
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ガラスという硬質で生命性のない素材を用いて生態系のような菌類のような世界観が見事美しい形で表現されている。

 

今にも鳥たちがさえずり、飛び立ちそうな躍動感と緊張感が同居している。鳥たちは着彩されていないにも関わらず、柔らかく、小刻みに顔を動かしそうな臨場感がある。
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撮影可能な作品はなかったが、清水三年坂美術館には象牙などを彫った作品をはじめとして超絶技巧な作品が多いらしく、多数展示されていた。いままで行ったことがなかったことに後悔。根付美術館が好きだと言いながら言っていないとは恥ずかしいのかも。

https://sannenzaka-museum.co.jp