があらんどう

伽藍洞です。

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ラマダン期間のトルコグルメ旅行記

トルコ旅行に行ってきた。
この記事ではグルメ内容というか何を食べたのかについて主に書こうと思う。
しかも今回の旅行期間中はラマダン真っ只中であった。
ラマダンだからと言って旅行客の私たちが困ることは一切なかったし問題はまったくないのだが、おそらくラマダンならではの食事の光景を目にすることができたのでそこについても書いておこうと思う。

かなり雑多に食べたものを羅列してしまったので、特に美味しかったものにはタイトルに★をいれておいたので参考にしてほしい。

ケバブ

ケバブのプレート

トルコは基本ケバブだ。
正直な感想としては申し訳ないがこれになる。
街を歩けばケバブレストランにぶつかるし、あまり何も考えずにお店に入ればケバブにぶつかる。
日本でもお馴染みの形式のケバブもあれば、巻いていないタイプのケバブもある。
肉はイスラム圏だけあって牛、チキン、羊。

写真のケバブは羊だ。
パンみたいなものが必ずセットでついてくるのでこれで食べる感じ。
この辺りは以前行ったイスラエルケバブと同じだ。

調味用のソースもついてくることが多い、真ん中のはすこぶる辛い

左は前菜、メゼであるアジュル・エズメだろうか。

DEVRAN DÖNER ★

ドネルケバブでおすすめのなのがこのお店。DEVRAN DÖNER。

とんでもなくジャンキーで癖になるケバブを提供してくれる。
ケバブ界の二郎みたいな感じである。

チェーン店のような見た目だが、そうではないようだ。
カッパドキアのネヴィシェヒルという町にあるのであまりトルコに行ったからと言って簡単に行けるわけではないようだ。残念。

具はチキンと野菜がロールされているよくあるやつだが、具材にフライドポテトが入っているのだ。
これが適度な塩味と油感を演出する。
さらに少しカレー風味のあるスパイシーなヨーグルトソースでまずこれがジャンキーかつフライドポテトの尖った感じを適度にまろやかに全体を包み込んでくれる。
特にお昼抜きの状態の夕方でお腹が空いていたこともあって脳にがつんときた。
これは日本でもそのまま流行るレベルのうまさだ。

日本でもよく見るやつ。いわゆるドネルケバブってやつ?

ケバブ

カッパドキアの名物らしい。
土器に入って煮込まれたお肉の入った料理だ。
土器にはいったまま持ってきて、壺を割るパフォーマンスがされて提供される。
ここまでそろっての名物といった感じ。
今回は牛肉のケバブをいただいた。

お肉がとろとろになるまで煮込まれているということはなく牛煮込みだなぁといった感じ。
でも見た目のテンションは上がる。

ケバブと一緒に食べたのが、スタッフドナスとトルコソーセージのパイ包み。
ナスに食材を詰めてとろとろになるまで加熱した料理はいろいろなところで味わえる。
ナスの味が濃くておいしい。
トルコソーセージはペラペラに切られている。おつまみって感じ。個人的にはそこまでかなぁ。

ナスとかトマトとかは基本うまい

食べたのはこの店


レンズ豆のスープ ★

レンズ豆のスープも比較的よく目にする。
レストランみたいなところにいけば大抵あるイメージ。
滋味深くて沁みる。
お店によって味付けや豆の潰し具合が異なるようだ。
私は粒々があまり感じられないなめらか派だったが、妻は少し粒感がのこっているどろどろ派。
自分のお気に入りの味を探すのも楽しい。

粒が残ったレンズ豆のスープ。

二人でレストランに入って一個だけ頼むと変な顔されるが、結構な量が入っているし、そもそも豆がすりつぶされて入っているスープなので他にも料理を頼むなら一つで十分ですよ。


カイマリマントゥ

トルコのカイマリの名物らしい。
私はカッパドキアで食べてしまったが、あんまり美味しくないと感じてしまった。
ヨーグルトソースで少し酸っぱくて塩味が薄かったのが原因だとは思う。
マントゥと呼ばれるパスタみたいな部分には水餃子のように中身が入っている。
別のソースだったら楽しめたかなぁと思う。



トルコ郷土料理

カッパドキアはギョレメのTopdeck Caveというお店。
トルコの郷土料理を提供していると言うことで行ったお店。
日本人に人気らしく、私たちが行ったときも数組の日本人観光客と思しき方がいた。
洞窟レストランといった趣で椅子とテーブルもあるが、いくつかカーペットにテーブルのところも。
運良く?我々はカーペット敷きの卓に通された。

メゼのプレート

前菜であるメゼのプレート。
ヨーグルト味が強いのが多かった。これだけでもかなりの量があった。

メゼの盛り合わせプレート
スープ

酸味のあるスープ。かなりの量が提供された。個人的にはあんまり好みではなかった。

ラムチョップ煮込み

ラム肉の煮込み。ちょっと肉がかため。羊の臭さは感じられない。


イスタンブールの魚料理 ★

イスタンブール黒海と地中海に面した土地ということで魚料理も盛んだ。
今回はというお店に行ったときの記録。
お店自体はいわゆる観光客向けのお店なのだろうが、十分満足できた。

エビのガーリック煮。

ニンニク感とエビ感がオイルに溶け出してたまらない。このオイルだけ舐めている生き物がいそうなレベルだ。
パン泥棒である。
エビもしっかりプリプリ。

魚のスープ

日本でもお寿司屋さんの味噌汁は美味いと相場が決まっている。
それは魚介類の出汁がなす技であろう。
ならばイスタンブールでもそれは一緒のはずということで頼んだスープ。
しっかりと味がでていて味わい深いスープ。
魚介類がだす出汁は洋の東西を問わない。

左が魚のスープ 右がエビのガーリックオイル煮
スズキの焼き物

イスタンブールで一般的な魚は何種類かあるようだが、スズキもその一つらしい、ということで頼んでみた。
淡白なスズキの良さを素直に感じられる料理だった。
スズキは回遊型と居着き型の2種類がいて居着き型だと匂いがすることがあるが、提供されたスズキは綺麗な銀色で回遊型だと思われる、匂いも全く気にならなかった。



Tarihi Sultanahmet Köftecisi Selim Ustaのキョフテ ★

トルコ版ハンバーグといった感じの料理。
イスタンブールの地元の人もくるという名店Tarihi Sultanahmet Köftecisi Selim Ustaに行った。

このお店は観光ど真ん中のスルタンアフメット地区にあるのだが、観光客だけでなく地元の人もくる人気店らしい。

このお店のことを知った私たちは是非とも言ってみようということになったのだが、おそらくラマダンならではの面白い光景を目にすることができた。

19時前くらいにお店に行ってみると既に長蛇の列で100m以上の列ができているのだ。
人気店なのはわかっているが、いくらなんでもこんなに並ぶものかと驚く。
他にも変なことに気づく、スルタンアフメットモスクの広場に異常に人が多くて、もうかなり暗いとというのに多くの人がシートを広げてピクニックよろしく座っていることだ。
朝や昼間にはそんな人がいないのにもう手元が暗くて見えない夜になってかぎって集まってくる。
そしてその日は日曜日でラマダン期間だった。
ラマダン期間は日没後にごちそうを食べるのだ。
だから広場に集まって食べたり、お店にいって食べたりするのだということに気づいた。
そして広場の人をよくみるとまだ誰も食べていない。そう、まだ日没になっていないからだ。
日没時間の決まった時間に食べるというルールがあることをかつて同僚だったパキスタン人が教えてくれた。
合点して並んでいるとお店の方からターキッシュディライトが入った箱を持った店員さんがやってきた。
どうやら日没時間になったので並んでいる人用に配っているようである。
広場の方をみやると暗がりなのでわかりにくいがどうやら食べはじめている様子。
こんなに国民の多くがそろって行う(国民どころかイスラム教の人々なら国が違えど行っている)行事が日本にあるだろうか。
お正月、お盆くらいは休む人が多いが、ここまで連帯感をかんじるようなイベントは日本にはないかもしれない。
ムスリムにとってラマダンが一大行事であり、宗教のつくりだす連帯感のようなものに強く心を動かされた。

日没を迎えてから何分くらいまっただろうか意外と列の進みははやく店内に入ることができた。
注文したのはキョフテとスープとサラダとライス。
キョフテ自体はシンプルでスパイスで味付けされたハンバーグといった感じ。
なめらかだけどぷりぷりした弾力と旨味があって美味しい。
これがライスによく合う。
トルコは思ったよりよくお米を食べるようで、しかも品種もジャポニカ米みたいな感じだから日本人の口にも良く合うのだ。
付け合わせの大きな唐辛子みたいなものは酢漬けにされた唐辛子みたいな感じ。
そこまで辛くなく程よい酸味がお肉に合う。
また辛い赤いソースをを店員さんが持ってきてくれる。
これもちょっぴりつけて食べると味が引き締まってより美味しいのだ。



鯖ロール、鯖サンド

イスタンブール名物として有名な鯖サンド。
美味しいのだが、お店をきちんと選ばなければ満足できないことをわずか2店舗の鯖サンドしか食べてない分際だが主張させてもらおう。

屋台の鯖ロール ★

間違いなく美味しいと言える鯖ロール(このお店のものはバゲットサンドではなくラップみたいな感じ)はガラタ橋の新市街側渡ったところに簡素な屋台を開いているお店だ。
屋号もないのでgoogle mapに載っているものの名前はサバサンド屋台になっている。

屋台は発泡スチロールを重ねた貧弱すぎるくらいの拵えなのだが、味はずば抜けている。
トルコで食べたもののうちで一番と言ってもいいくらい美味しい。

屋台と呼べるのかわからないほど頼りない屋台ではある

何が美味しいきめてなのかわからないが、調理過程を見ていると丁寧な仕事であることがわかる。
注文をうけると炭火で焼いたサバをもう一度網にのせ温め直してくれる。
この温め直しも適当ではない、しっかりとじゅうじゅうと脂が再び融けるくらいに温める。
焼きながらトルティーヤみたいなもの(小麦製だと思う)に刻んだ野菜を載せる。
そしてその間にしっかりと血合骨や皮を丁寧に除去する(この丁寧さが大事なんだろうなぁ)
焼けた鯖を野菜の上に乗せ醤油みたいな見た目の2種類のソースをふりかける。
さらにレモンをたっぷりしぼる。

なれた手つきで巻いたら、これを網の上にのせてあぶる。

あぶっている間に2種の醤油のうち片方とマサラみたいなものをふりかけ。
ひっくりかえしてもう一回醤油とマサラ。
これで完成だ。

味は少しカレーを彷彿さえるマサラの味とふっくらジューシーに焼かれた鯖が口に広がる。
またレモンとシャキシャキの野菜がさわやかさを演出して後味のさっぱり感をもたらしてくれる。
また、全体の味もソースによって調和がとられつつも飽きのこない味を作り出している。
鯖ロールとして完成された逸品だ。
ぺろりと一つ食べれてしまう。
結局2回食べた。


Tarihi Eminönü Derya Balıkçısı 1945の鯖サンド

上の屋台の鯖ロールはおいしかったけどそれは特別なことではなくてイスタンブールの鯖サンドは全部おいしいのではないかという思いもすてきれない。
とういうことで一つ比較のためにガラタ橋の旧市街地側にかたまっている船でやっている鯖サンド屋さんで食べることにした。
ビジュアル的にはこちらの方がはるかに有名で、ずいぶん昔に世界ふしぎ発見で映っているところを覚えている。
今回はそのなかのTarihi Eminönü Derya Balıkçısı 1945で食べてみた。

船の上で調理されていて注文すると先ほどの屋台とは注文すると比べ物にならないくらいすぐに提供される。



こちらはバゲットに挟んであるいわゆる鯖サンド。
味は驚くくらい違う。まずは味が全然ないのだ。
先ほどの屋台は2種類のソースにマサラ、レモン汁などをかけていたが、こちらは無味に近い。
素材それぞれの味しかしないのだ。
鯖も野菜もまずくはないし、バゲットも悪くないので素材のそのままの味としても食べられなくないのだが、個々が一緒になったことによる味の相乗効果は存在しない。
ただそれらが個別に別の方向をむいているだけのサンドだ。
しかも鯖の骨が残っていたりし仕事の丁寧さが感じられない。
特に工夫しなくても一等地だから続けられている味といった感じだ。
ここの鯖サンドを食べただけで鯖サンドを知った感じになってしまうのはあまりにももったいない。


濡れハンバーガ

比較的新しいイスタンブールの軽食として有名な濡れバーガー、スルタンアフメット付近にもないわけではないが、タクスィム広場の方が本場?発祥?の地らしい。
タクスィム広場付近のお店で買って食べた。
トマトソースで濡れ濡れのシンプルなハンバーガーという感じ。
ジャンキーな感じだった。一つ一つはマクドハンバーガーみたいなサイズなので軽く感じる。

今回買ったお店はここだが、このあたりのお店ならばだいたい置いてある。

画像の真ん中、上下が赤い透明ケースに入っているのが濡れバーガー。提供直前まで蒸されている?よう

ココレッチ ★

羊の腸を焼いたものをバゲットにはさんでいる。
羊の臭みは多少はあるので苦手な人はダメなタイプかもしれない。
でもこの少し臭みがある感じが癖になるっていうタイプの人はたまらないと思う。

おじさんの右奥に見えるのが羊の腸を焼いたもの。

付け合わせ?の唐辛子みたいなものは自由に食べられるようだ。
思ったより辛くなくて一本ポリポリいけてしまう。適度な酸味と辛味がココレッチに加わって良い。

食べたお店はカドキョイにあるMercan Kokoreçというお店。


ターキッシュエアラインの機内食のサンドイッチ

なぜ機内食を記すのか、と言われそうだが、これが何故か以上にうまかった。
食べたのはイスタンブールーネヴィシェヒル間の国際線である。
あっためられてとろけたチーズと味の濃いトマトの味が広がり、バゲットのうまみも強く感じられた。



宮廷料理

トルコ宮廷料理が食べられるというDeraliyeというお店で何品か食べてみた。

頼んだのはスープ、スタッフドナス、グース。
グース、ガチョウを食べるのは初めて。



ミディエ・ドルマ Midyeci Ahmet Akaretler

ムール貝にお米が詰められている料理。
つくのがものすごくめんどくさそうだが、一個数十円の値段で売っているので気軽な軽食という立ち位置らしい。
これらも町のいたるところ主に屋台などで食べられるようだが、今回はチェーン店で食べてみた。
Midyeci Ahmet Akaretlerというお店。

外観はこんな感じのチェーン店ぜんとした雰囲気。

注文したミディエ・ドルマ。左奥がプレーン(名前はクラシックだったかな?)、手前がホットソース。、右奥がスペシャルソース。
このお店ではこの三種類のソースが提供される。
一個単位で注文可能。

手袋も一緒に渡されるのではめてからムール貝を割るとこんな感じ。
ムール貝とお米が詰まっている。
貝殻を使ってすくって食べる。

どの味もおいしいのだが、スペシャルがチーズっぽい味もして個人的には好きかもしれない。

揚げたムール貝バゲットに挟んだサンドイッチも売っていた。
今更ながら食べればよかった。



屋台の焼きトウモロコシ

イスタンブールのいたるところ、特にスルタンアフメット付近に多い。
正直いってまずい。トウモロコシだ。
日本のトウモロコシの感覚でかぶりつくと歯にはさまる。
みずみずしさがほとんどなくてスカスカ。
ぬるい。
そして鬼ほどしょっぱい。
この中でぬるいとしょっぱいに関して私の買った屋台が悪かったのかもしれない。
ただ、トウモロコシ自体の味はあまり変わらないと思うのでおそらくまずいと思う。



ギョズレメ

クレープのような素朴なトルコ料理
サクッ、モチッちした生地にチーズと香草みたいなものが挟まっている。
シンプルな味である。
軽食という感じだが、結構な量があった。
蚤の市の一角で行われており、おばちゃんたちが生地を棒で伸ばし、具材を広げて、焼きと共同作業で進めていた。
その風景がなんとなく微笑ましくて良い。
中身はもっと合いそうなものがありそうである。



バクラヴァとティラミスとターキッシュディライトとトルココーヒー




トルコ名物のバクラヴァ、ナッツだらけなのであまり食べられない。
ティラミスは例にもれずでかい。
トルココーヒーはフィルターを使わないので粉が浮いている。
そのためのチェイサーの水が必ずついてくる。
付け合わせでターキッシュディライトがついてきた。



ライスプディング

スルタンアフメット地域のお店で売っていたものをホテルに持ち帰って食べてみた。
確かに甘さに極ぶりしているトルコの甘味の中では甘さひかえで食べやすくはあるのかもしれない。
ただ甘さの感じが私は少し苦手で特別美味しいとは思わなかった。



ムスタファのベリーケーキ

バクラヴァやターキッシュディライトを取り扱う老舗であるムスタファの店内でお茶してみた。
お茶請けにはバクラヴァなどもあるのだが、ケーキなども取り扱っている。
ケーキだけでもたくさんの種類があるのだが、どれもとんでもなく大きいので注意。
Herbsのケーキよりもさらにひと回り、ふた回り大きい。
二人で一つ頼めば十分である。
今回選んだのはベリーのケーキ(正確な名前は忘れてしまった。)
写真から大きさがわかってもらえるだろうか。

味は普通に美味しい。
日本より少し甘めな気がするが、飛び抜けて甘いということもない。
ただ量が多いのでチャイが足りない。



ガラタ塔近くの喫茶店で食べたデザート

ガラタ塔近くの喫茶店でたべたおやつ。
一つはチーズケーキ。これは一般的なチーズケーキ。でかいけど。
もう一つは甘い。甘すぎる。ヌテラのかたまりである。
ちなみにチーズケーキを頼んだ時これは〇〇(聞き取れず、ソースみたいなもの)がかかってないよ的なことを言われた。
半分よくわからずいらないよと答えたが、どうやらこのヌテラみたいなものをかけるかどうかの話だったらしい。
危ないところだった。トルコの甘味は罠が多い。


ドーナッツの砂糖水漬け?

ガラタ橋の旧市街側、鯖サンドの船屋台がでている傍で売っていた。
小さいドーナッツみたいな揚げたものを砂糖水にじゅんじゅんに漬けたもの。
あまい、しかもあんまりひねりのないドストレートな砂糖水の甘味。
あまりおいしくない。
食べるのがしんどいレベル。