があらんどう

伽藍洞です。

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2026-03-01から1ヶ月間の記事一覧

青春とはチャンバラである!――『サマーフィルムにのって』考察

なぜ夏にタイムリープは起きるのか? 「なぜ、タイムリープは夏に起きるのか?」 SFという舞台装置とともに夏という舞台は幾度となく現れてきた。 そして『サマーフィルムにのって』もやはりそのSFと夏という舞台装置の上に作られた映画であった。 そしてそ…

じんわりと胸に残る余韻 ―映画『兄を持ち運べるサイズに』を観て

最近、『兄を持ち運べるサイズに』という映画を観た。 じんっときた。 この作品には、いわゆる“特段のドラマ”はない。だらしない兄が突然亡くなり、その後始末をしに妹が向き合っていく――ただそれだけと言えばそれだけの物語だ。でも、その淡々とした運び方…

エルデンリングを都都逸で詠むという狂気

なぜエルデンリングを詠むのか。 エルデンリングは重い。 陰鬱で、荘厳で、血と腐敗と執念にまみれている。 そんな世界を、あえて「都都逸」と「川柳」で詠んでみたくなった。 理由は簡単だ。 このゲームは、あまりにも“情念”が強すぎるからだ。 情念は、短…

映画『箱男』を観て ー孤独と観測の物語ー 箱の印字に関する考察

安部公房の小説を原作とする映画『箱男』を観てきた。原作は高校生の頃に一度読んだ記憶があるが、かなり昔のことで、内容はぼんやりとした輪郭しか残っていなかった。だからこそ今回の映画体験は、再読ではなく、ほとんど「再発見」に近いものだった。

ハギスを食べに横浜に

ハギスという料理がある。 ご飯があまり美味しくない言われがちな国、イギリスの料理だ。 その中でも料理内容のグロさからスターゲイザーパイやウナギのゼリーよせなどと並んで揶揄されがちな料理がハギスだ。 これを提供するお店が横浜にあるので行ってみた…