があらんどう

伽藍洞です。

奈良南部徒歩ツアーpart1

歴史好きだったので関西といえば京都観光と思っていた私だが、真の関西の楽しみは奈良にあるのではないかと古代史に目覚めてから、はたと気づいた。
奈良を味合うために徒歩で奈良南部を回った時の記録である。

関西にいると古墳がいたるところにあることに気づく。googlemapを調べても簡単に見つかる。少し散歩しておやっと思うところがあれば古墳である。
それまで歴いといえば主に戦国時代や幕末といったところにしか興味のなかった私が古代史に興味をもった一因でもある。

古代史といえば奈良になるだろう。
平安京に遷都されるまで平城京をはじめとして奈良に都があったとき時代は長い。

そんななか、関裕二氏の本を読んでからいよいよ奈良、特に奈良盆地の南側に対する興味ががぜんわいてきた。

そんな中で奈良南部を一日歩いた記録である。

電車で長谷寺

奈良南部徒歩ツアーと言っておきながらであるのだが、まずは電車にて行ってみたかった長谷寺まで移動した。

駅から長谷寺まで徒歩で移動。道中の景色も非常に美しい。初瀬川の流れが穏やかな気持ちにさせてくれる。

長谷寺駅に到着して長谷寺まで歩く途中に長谷山口坐神社という神社が見えたので参拝
長谷山口坐神社 (桜井市 初瀬) - 一般社団法人 桜井市観光協会公式ホームページ
少し小高い山を登るとお社が。
ご祭神は大山祇命天手力男神豊受大神とのことだ。
上の写真の下に映っている赤い欄干は参道の途中にかる神河橋という橋。
このあたりは次に参拝した與喜天満神社長谷寺とともに元伊勢伝承の地(磯城厳橿之本)の候補地らしい。
坐という字は「にいます」とか「にます」とかと呼んで、比較的古い神社に多い名前とのこと。奈良には多くあるところからやはり奈良の歴史の深さを思わされる。

長谷寺に向かって歩いていくとところどころ食事処やお土産屋さんが見られる。

そんななかわらしべ長者の舞台という文字が。桃太郎の鬼ヶ島がどこにあるかという話は聞いたことがあるが、わらしべ長者発祥の地とか考えたこともなかった。このあたりなのか。

さらに歩いていく與喜天満神社の案内が見えてきた。パワースポットのご案内という立札がたっている。
参拝するために階段を上っていくと別の参拝客であろう高齢の女性二人組も階段を上っていた。突然話しかけられた。
「地元の方ですか?」
「いえいえ、観光客ですよ~。」
地元感がでていたのだろうか。驚きつつも返答すると曰くものすごくスピリチュアルな素晴らしい神社だそうで、どこで知ったのかと聞かれた。どこで知ったも何も数分前にたまたま目にしたから参拝させていただいている身なので恐縮である。確かにおっしゃる通り神聖な雰囲気に満ちた神社で敬虔な気持ちになる。
ja.wikipedia.org
菅原道真公をお祭りした神社の中で最古のようである。
さらに上でも書いた元伊勢に関する記述も立札にあった。それによると元伊勢大和の国第三番目伊豆加志本宮豊鍬入姫命とある。
ja.wikipedia.org
豊鍬入姫命は崇神天皇の皇女でそれまで宮中でまつられていた天照大神を笠縫村に祀ったとのことだ。この笠縫村の場所が不詳になっているということらしい。
ja.wikipedia.org
そうした古くから信仰があるということで磐座が祭られている。磐座(磐座 - Wikipedia)は神道でも古い信仰形態らしい。よりアミニズムに近いということだろう。こうした古い信仰が残っていることが歴史の深さと重みを感じさせてより畏まった気持ちになる場所である。

與喜天満神社の階段を下ると素盞雄神社がある。こちらも参拝させていただいた。境内の中に天然記念物になっている初瀬のイチョウの巨樹がある。非常に大きく美しい。
sakurai-kankou.jimdo.com

当初の目的の長谷寺へ、おりしもご本尊の大観音特別拝観が行われていた。

長谷寺駅に向かう途中草餅をいただく。

長谷寺駅から大和八木駅へ電車移動。
ここまでもそれなりには徒歩だったのだが、ここからが奈良南部徒歩ツアーの本番。
それなりの長さになったのでここまででパート1にする。
続きは次回。

part2はこちら
calciummm.hatenablog.com