去年から今年にかけて私はジブリづいている。
というのも映画を今までにないくらい見ている。どんぐり共和国にもいままでにないくらい行っている。本も買って読んでいる。ジブリ作品をそこまで見ていなくて非国民とまで言われた(ひどい話だ)私がこれだけ短期間にジブリ作品をみているのだから「ジブリづいている」といって問題なかろう。
せっかくジブリづいているなら三鷹の森美術館にも行ったらいいじゃあないかということで行ってきた。
如何に私がジブリづいているか
ここ一年間くらいで初めて見たジブリ関係の作品がたくさんある。
以前の記事にもあるようにかぐや姫の物語を見直した(これは2回目)。
これについては改めて見直して私の中での評価が180度変わったので記事にした。
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他にもちろん昨年封切された新作「君たちはどう生きるか」も映画館に見に行った。最初の冒頭の火事のときに家の階段を駆け上がるシーンは圧巻だった。
それ以外はそこまで感動するところはなかったのだが、序盤におばあちゃんたちがお土産に感動してわちゃわちゃしているシーンは好き。特に「砂糖だぁ~」「あるとこにはあるんだね~」「あま~いあんこが作れるねぇ」みたいなところは最高。モノマネしたくなる。
さらに今まで見たことのなかったナウシカ、コクリコ坂から、紅の豚、猫の恩返し、ハウルの動く城、思い出のマーニーを視聴した。
今までにみたことあるが、ここ一年の間にもののけ姫、魔女の宅急便、千と千尋の神隠しと見た。
ファンの方なら当然と笑われるようなの視聴量な気もするがなにしろ、いままで「づいて」いなかった私からすれば驚くべきことである。
初めて見た中で気に入ったのは紅の豚。エンタメとしての完成度がえらいら高い。複雑な話とか設定とかはどうでもいい。かっこいい飛行機と飛行機乗りが描きてえんだよという声が聞こえてきそうな作品だった。
このときからおばあちゃん集団は健在なのね。おばあちゃん集団は見ていてなんか楽しくなる。
悪役も魅力的だ。全く悪くないのにいかにもな悪人ヅラして悪役の美学を感じさせる。こういう悪役最近見ない。普段見ている作品のせいかもしれないけど。
ストーリーラインは単純なのに詩的でラストはカタルシスも味わえる。一二を争う好きな作品になってしまった。
見たことあるなかならばやはりもののけ姫が好きだ。たたら場のシーンなどあらためてよく見てみたら最初に鉄穴流しの絵が入っている下記の記事に書いたように鉄の作り方に興味のある身としては楽しいところがやはり多い。
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ナウシカ
魔女の宅急便
耳をすませば
紅の豚
千と千尋の神隠し
とBlu-rayが着実にそろいつつある。
個人的にはもののけ姫とかぐや姫の物語が欲しいところ。
ジブリづいていたので映像作品だけでなく書籍も読んでいる。
読んでみて後悔が大きかったのが、虫眼とアニ眼。これに関しては面白さが全然わからなかった。
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あとは紅の豚の元ネタの飛行艇時代も買ってしまった。
ほとんど映画そのままを楽しめる。飛行艇の絵がじっくり楽しめるのがいい。
あとはナウシカの漫画版だ。
現在3巻の途中まで読み進めている。
映画よりも漫画の方が楽しいかもしれないが、ナウシカはいまいち漫画だとキャラクターが入ってこないところがある。
それからどんぐり共和国をはじめとしてショップでグッズもたくさん見たり、買ったりしている。これまでに行った店舗を並べてみよう。
もちろん目的にして行ったわけではくて別用で近くに行った際によっているわけだが、なかなかの数に行っていると我ながら思う。
美術館に行ってみた
チケットをとっていざ吉祥寺へ。
せっかくなら吉祥寺も楽しもうということでいろいろよってしまった。
吉祥寺についたらまずはお昼時だったので岡田斗司夫がよく行くらしい喫茶店でカレーを食べようということで向かう。
途中にいつも並んでるメンチカツがあるけどこの日は雨が降っていたからか人の数が少ない。こんなチャンスはめったにないということで元祖丸メンチカツを購入。
しっかりと味のあるジューシーなメンチカツ。これは買ってみてよかった。ペルソナ5の中ではさんざん購入したけど現実ではこれが初めて。
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少し寄り道をしてしまったけどカレーを求めて茶房武蔵野文庫へ。到着すると幸い席が空いていてスムーズに入店できた。カレーを注文。
いい感じのお皿に野菜がゴロゴロしていて美味しい。使われている焼き物の食器類も雰囲気があって落ち着く。
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食べ終わっても美術館に入場するには時間がありすぎたので周辺をうろうろ。アンティークや雑貨類を中心に見て回る。
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写真はCINQ隣の4ひきのねこという花屋さんの猫。ピカソたちが集まったカフェ、四匹の猫(四匹の猫 - Wikipedia)が元ネタだろうか。
美術館の入場時間は夕方なのでまだまだ時間あるが、井の頭公園の方に移動する。雨なのであまり人がいない。時間もあるので公園内のイタリア料理屋さんでお茶だけいただく。
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いよいよ時間になったので美術館にいくとかなりの人数が列をつくっていた。列の最後に加わると後から人がやってきて列が長くなっていく。
入場時間がきたのかゆっくりと列が流れ始める。退屈な並び時間もガラス越しにトトロがいるので楽しめる。
建物の外側も意匠が凝らされており、エンブレムのようなものがときおりはめ込まれている。
これが一体何なのか、考えながら列をまつ。3(み)鷹の森 猪(井の頭)ということらしい。
入場するとチケットを渡してくれるが、これが映画のフィルムになっている。これはお土産に持ち帰ってしおりとして使っている。
館内の内容は調べずに入ったのだが、映画の仕組みが説明されているかわいい展示が、科学館みたいな感じで気に入った。立体のフィギュアでアニメーションが説明されていたのだが、コマ毎に作られたトトロ(小)たちがかわいい。あれをフィギュアとして販売してほしい。
アニメーターの机なんかを再現したもの良い。模型やら本やらごちゃごちゃしていてヴンダーカンマー(驚異の部屋 - Wikipedia)みたいで素敵だ。
吹田の海洋堂ホビーランドを思い出した。
壁中に貼られた設定がも楽しすぎてずっと眺めていられそうだ。あれをまとめて本にしてほしいものだ。
屋上などの屋外の撮影は可能。